宝塚市議会 > 1995-11-01 >
平成 7年第 5回臨時会−11月01日-01号
平成 7年第 5回臨時会−11月01日-目次

  • "代理"(/)
ツイート シェア
  1. 宝塚市議会 1995-11-01
    平成 7年第 5回臨時会−11月01日-01号


    取得元: 宝塚市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-17
    平成 7年第 5回臨時会−11月01日-01号平成 7年第 5回臨時会                   応 招 議 員 1 開会当日応招した議員      井ノ上   均            江 原 和 明      小 倉   実            大 庭 弘 義      岡 田   進            梶 本 克 一      川 口   悟            北 山 照 昭      草 野 義 雄            小 坂 正 春      小 山 哲 史            芝   拓 哉      杉 本 和 子            田 上 多加夫      近 石 武 夫            塚 本 寿 一      中 辻   浄            野 尻 俊 明      馬 殿 敏 男            広 田 陽 子      深 尾 博 和            藤 本 勝 巳      古 谷   仁            前 田 耕一郎      松 岡 幸 右            松 崎 哲 育      松 下 修 治            村 上 正 明      吉 岡   健            吉 見   茂
    2 応招しなかった議員(なし)          平成7年第5回宝塚市議会臨時会会議録(第1日) 1.開  会  平成7年11月1日(水) 午前10時09分   開  議     同  日      午前10時11分   閉  会     同  日      午後 6時07分 2.出席議員(30名)        1番 広 田 陽 子             16番 川 口   悟        2番 草 野 義 雄             17番 塚 本 寿 一        3番 松 下 修 治             18番 前 田 耕一郎        4番 江 原 和 明             19番 小 山 哲 史        5番 芝   拓 哉             20番 村 上 正 明        6番 近 石 武 夫             21番 松 崎 哲 育        7番 杉 本 和 子             22番 松 岡 幸 右        8番 井ノ上   均             23番 中 辻   浄        9番 深 尾 博 和             24番 小 倉   実       10番 梶 本 克 一             25番 小 坂 正 春       11番 古 谷   仁             26番 北 山 照 昭       12番 大 庭 弘 義             27番 田 上 多加夫       13番 吉 見   茂             28番 吉 岡   健       14番 馬 殿 敏 男             29番 岡 田   進       15番 野 尻 俊 明             30番 藤 本 勝 巳 3.欠席議員(なし) 4.職務のため出席した事務局職員職氏名   事務局長      平 塚 忠 男        調査係長      上 田 栄 治   次長        芦 田 清 里        調査係       櫻 田 武 志   専任役参事     杉 本 芳 明        調査係       高 谷 秀 昭   議事調査課長    藤 森   求        議事係       長 田 真 宏   議事調査課副課長  前 西 秀 雄 5.地方自治法第121条の規定により説明のため出席を求めた者の職氏名   ┌──────────┬───────┬──────────┬───────┐   │ 役      職 │ 氏   名 │ 役      職 │ 氏   名 │   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │市長        │正 司 泰一郎│下水道部長     │水 野 朔太郎│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │助役        │岩 下 光 頌│市立病院事務局長  │松 浦   保│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │助役        │矢 野 堯 久│教育委員会委員長  │表   久 守│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │収入役       │阪 本 一 郎│教育長       │福 田 秀 治│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │企画部長      │大 槻 哲 郎│監査委員      │松 原 成 介│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │財務部長      │高 村 知 孝│農業委員会会長代理 │薮 内 昭 夫│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │総務部長      │坂 上 元 章│水道事業管理者   │樋 口   健│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │市民部長      │増 田 政 美│消防長       │金 岡 信 重│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │環境経済部長   │石 田 英 司│教育次長      │藤 本 勝 也│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │健康推進部長    │谷 添 武 司│教育次長      │後 呂 公 一│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │福祉部長      │吹 曽 幸 雄│教育次長      │灘 儀 悦 朗│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │都市整備部長    │村 野 一 郎│教育参事      │中 野 暁 夫│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │          │       │監査委員公平委員会│       │   │都市復興部長    │青 木 伊知郎│          │平 塚 良 樹│   │          │       │事務局長      │       │   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │道路部長      │土 師 康 弘│総務部次長     │貝 澤 孝 文│   └──────────┴───────┴──────────┴───────┘ 6.議事日程  次ページに記載 7.本日の会議に付議した事件  ・議事日程表のとおり 8.会議てんまつ速記録)  ──開 会 午前10時09分──   ─────開    会───── ○議長梶本克一君) ただいまから平成7年第5回宝塚市議会臨時会を開会いたします。  開議に先立ちまして、市長正司泰一郎君から発言の申し出がありますので、これを許します。    ──市長あいさつ・諸報告── ○議長梶本克一君) 市長正司泰一郎君。 ◎市長正司泰一郎君) (登壇)  皆さんおはようございます。  本日ここに平成7年第5回市議会臨時会を招集いたしましたところ、議員各位には御健勝で御出席を賜りまして、厚く御礼を申し上げます。  また、平素は市民福祉の向上と市政進展のため御精励を賜っておりますことに対しまして、心から敬意を表するものでございます。  今回の臨時市議会には、さきに御案内申し上げておりますとおり、平成6年度一般会計及び各特別会計歳入歳出決算認定について、合計9件の御審議を煩わすことといたしております。  また、工事請負契約議案4件につきましてもあわせて御審議いただくことといたしておりますので、それぞれ御決定を賜りますようお願い申し上げます。  なお、この機会に閉会中の主な事項について御報告を申し上げます。  去る10月2日と10月28日にフランス共和国が行った本年2回目と3回目の核実験に対して、10月5日及び10月30日付文書でもって、フランス共和国政府あてに大使館を通じて再三の核実験に抗議するとともに、今後の計画の即時中止要請を行いましたこと御報告申し上げます。  以上であります。   ─────開    議─────  ──開 議 午前10時11分── ○議長梶本克一君) それでは、ただいまから本日の会議を開きます。   ─────会期決定───── ○議長梶本克一君) 会期についてお諮りいたします。  今期臨時会は本日から11月2日までの2日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長梶本克一君) 御異議なしと認めます。  よって、会期は2日間と決定いたしました。   ────会議録署名議員指名──── ○議長梶本克一君) 次に、会議規則第122条の規定により会議録署名議員を指名いたします。
     7番杉本和子君、8番井ノ上 均君、以上両議員にお願いいたします。  これより日程に入ります。  日程第1 議案第143号から議案第145号までの以上3件を一括議題といたします。 △─────日程第1─────  ………………………………………… 議案第143号 工事請負契約市立宝塚小学校校舎新築復旧工事)の締結について 議案第144号 工事請負契約市立宝塚第一中学校校舎新築復旧工事)の締結について 議案第145号 工事請負契約市立長尾中学校校舎新築復旧工事)の締結について     ………………………………………… ○議長梶本克一君) 提案理由説明を求めます。  市長正司泰一郎君。 ◎市長正司泰一郎君) (登壇)  議案第143号、議案第144号及び議案第145号の以上3件について、一括して提案理由の御説明を申し上げます。  まず、議案第143号市立宝塚小学校校舎新築復旧工事請負契約締結についてでありますが、本件は、阪神・淡路大震災により被害を受けた市立宝塚小学校の中校舎棟南校舎棟及び渡り廊下を一体的に新築復旧するため、工事請負契約締結しようとするものであります。  工事の概要は、校舎棟については鉄筋コンクリートづくり4階建てで、図工室を初めとした各種特別教室多目的スペース職員室等、そしてエレベーター機械室床面積2,718.35平方メートルであり、渡り廊下につきましては鉄筋コンクリートづくり3階建て床面積167.98平方メートルであり、床面積合計は2,889.33平方メートルであります。  請負金額は7億8,280万円で、神戸市中央区東町116番地、東洋建設株式会社神戸営業所請負業者として契約しようとするものであります。  次に、議案第144号市立宝塚第一中学校校舎新築復旧工事請負契約締結についてでありますが、本件は、さきの市立宝塚小学校と同じく、震災により被害を受けた市立宝塚第一中学校南校舎棟東校舎棟及び技術棟を一体的に新築復旧するため、工事請負契約締結しようとするものであります。  工事の概要は、校舎棟については鉄筋コンクリートづくり5階建て音楽室を初めとした各種特別教室多目的ホール職員室等、そしてエレベーター機械室床面積4,333.30平方メートルであり、渡り廊下につきましては鉄筋コンクリートづくり2階建て床面積176.03平方メートル及び鉄骨造平家建て床面積159.96平方メートルであり、床面積合計は4,669.29平方メートルであります。  請負金額は12億1,025万円で、西宮市池田町12番20号、株式会社新井組請負業者として契約しようとするものであります。  次に、議案第145号市立長尾中学校校舎新築復旧工事請負契約締結についてでありますが、本件は、さきの2校と同じく、震災により被害を受けた市立長尾中学校北校舎棟を新築復旧するとともに、クラブ部室運動場西端へ移転新築するため、工事請負契約締結しようとするものであります。  工事の概要は、校舎棟については鉄筋コンクリートづくり3階建てで、美術室を初めとした各種特別教室多目的ホール職員室等、そしてエレベーター機械室床面積3,966.33平方メートルであり、渡り廊下については鉄筋づくり2階建て床面積80.85平方メートル、クラブ室についてはコンクリートブロックづくり2階建て床面積182.40平方メートルであり、床面積合計は4,229.58平方メートルであります。  請負金額は9億9,910万円で、神戸市中央区磯辺通2丁目2番3号、不動建設株式会社神戸支店請負業者として契約しようとするものであります。  以上、3件についてよろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長梶本克一君) 提案理由説明は終わりました。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第143号から議案第145号までの以上3件につきましては、質疑を省略し、直ちに文教厚生常任委員会に付託いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長梶本克一君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第143号から議案第145号までの以上3件につきましては、文教厚生常任委員会に付託することに決しました。  日程第2 議案第146号から議案第154号までの平成6年度宝塚一般会計歳入歳出決算認定について並びに平成6年度宝塚市各特別会計歳入歳出決算認定についての以上9件を一括議題といたします。 △─────日程第2─────  ………………………………………… 議案第146号 平成6年度宝塚一般会計歳入歳出決算認定について 議案第147号 平成6年度宝塚特別会計国民健康保険事業費歳入歳出決算認定について 議案第148号 平成6年度宝塚特別会計国民健康保険診療施設費歳入歳出決算認定について 議案第149号 平成6年度宝塚特別会計農業共済事業費歳入歳出決算認定について 議案第150号 平成6年度宝塚特別会計用品調達費歳入歳出決算認定について 議案第151号 平成6年度宝塚特別会計交通災害共済事業費歳入歳出決算認定について 議案第152号 平成6年度宝塚特別会計公共下水道事業費歳入歳出決算認定について 議案第153号 平成6年度宝塚特別会計老人保健医療事業費歳入歳出決算認定について 議案第154号 平成6年度宝塚特別会計宝塚駅前地区市街地開発事業費歳入歳出決算認定について     ………………………………………… ○議長梶本克一君) 提案理由説明を求めます。  市長正司泰一郎君。 ◎市長正司泰一郎君) (登壇)  議案第146号平成6年度一般会計歳入歳出決算認定及び議案第147号から議案第154号までの各特別会計歳入歳出決算認定につきまして、以上9件を一括して提案理由の御説明を申し上げます。  平成6年度各会計決算につきましては、地方自治法第233条第3項の規定による監査委員審査意見書及び同条第5項、同法第241条第5項の規定により、関係書類をあわせて提出し、議会の認定をお願いいたすものであります。  本市の平成6年度決算は、普通会計における実質収支が18年連続の黒字を計上するとともに、財政構造におきましては、経常収支比率が79.8%、公債費比率が10.3%となっております。  今後の財政状況を見ますと、歳入の面におきましては、最近における経済情勢税制改革による減税、今回の震災による減免等により、市税等財源の確保は極めて厳しい状況にあります。  一方、歳出の面におきましては、引き続き本市が力強く復興をなし遂げるための諸事業はもとより、道路、下水道等都市基盤の整備、高齢化社会の進展への対応など、諸施策の一層の進展を図らなければならない状況であります。  したがいまして、今後の財政運営財政収支の均衡を図りますとともに、財政構造健全化を図りつつ、財源の確保に努め、節減可能な経費は一層の節減を図り、長期的な展望に立ち、積極的、かつ柔軟な対応をしてまいる所存であります。  次に、各会計ごと決算概要についてでありますが、まず議案第146号一般会計歳入歳出決算につきましては、歳入決算額761億1,085万6,039円、歳出決算額734億9,743万5,545円、歳入歳出差し引き残額26億1,342万494円となりますが、翌年度に繰り越すべき財源といたしましては、継続費逓次繰越額9,227万1,798円、繰越明許費繰越額10億74万3,560円、事故繰越額14億2,604万9,600円を繰り越しいたしますので、実質収支では9,435万5,536円の剰余金が生じております。  次に、各特別会計決算でありますが、議案第147号国民健康保険事業費につきましては、歳入決算額83億9,842万5,689円、歳出決算額81億5,942万2,400円、歳入歳出差し引き残額2億3,900万3,289円となっております。  次に、議案第148号国民健康保険診療施設費は、歳入歳出決算額とも1億7,149万6,130円となっております。  次に、議案第149号農業共済事業費は、歳入決算額6,976万7,440円、歳出決算額5,335万2,509円、歳入歳出差し引き残額1,641万4,931円となっております。  次に、議案第150号用品調達費は、歳入歳出決算額とも1億6,091万6,999円となっております。  次に、議案第151号交通災害共済事業費は、歳入決算額4,684万2,701円、歳出決算額2,830万9,026円、歳入歳出差し引き残額1,853万3,675円となっております。  次に、議案第152号公共下水道事業費は、歳入決算額93億130万1,925円、歳出決算額85億7,647万1,741円、歳入歳出差し引き残額7億2,483万184円となっておりますが、翌年度に繰り越すべき財源といたしまして、繰越明許費繰越額6億9,187万1,324円、事故繰越額3,295万8,860円を繰り越しいたしております。  次に、議案第153号老人保健医療事業費は、歳入決算額109億4,686万4,406円、歳出決算額109億4,892万5,561円、歳入歳出差し引き不足額206万1,155円となっております。このため、平成7年度繰り入れを繰上充用し、歳入不足を補てんいたしております。  次に、議案第154号宝塚駅前地区市街地開発事業費は、歳入決算額92億6,783万785円、歳出決算額79億465万5,605円、歳入歳出差し引き残額は13億6,317万5,180円となっておりますが、翌年度に繰り越すべき財源といたしまして、繰越明許費繰越額4億5,161万8,420円、事故繰越額6億7,209万8,570円を繰り越しいたしておりますので、実質収支では2億3,945万8,190円の剰余金が生じております。  以上、各会計決算概要を御説明申し上げましたが、よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長梶本克一君) 提案理由説明は終わりました。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第146号から議案第154号までの以上9件につきましては、14人をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長梶本克一君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第146号から議案第154号までの以上9件につきましては、14人をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。  次に、お諮りいたします。  ただいま設置することに決しました決算特別委員会委員選任につきましては、委員会条例第5条第1項の規定により、議長から指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長梶本克一君) 御異議なしと認めます。  よって、議長から指名いたします。  事務局をして朗読いたさせます。 ◎議事調査課長藤森求君) 朗読いたします。  決算特別委員会委員江原和明君、小倉 実君、岡田 進君、川口 悟君、草野義雄君、小坂正春君、杉本和子君、近石武夫君、塚本寿一君、広田陽子君、古谷 仁君、前田耕一郎君、村上正明君、吉見 茂君、以上14名です。 ○議長梶本克一君) ただいま朗読いたしました以上14人を指名いたします。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長梶本克一君) 御異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしました14人の諸君を決算特別委員会委員に選任することに決しました。  お諮りいたします。  この際、議案第155号工事請負契約宝塚ロジュマン解体工事)の締結についてを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長梶本克一君) 御異議なしと認めます。  よって、さよう決しました。  これより議案第155号を日程に追加し、議題といたします。 △─────日程追加分─────  ………………………………………… 議案第155号 工事請負契約宝塚ロジュマン解体工事)の締結について     ………………………………………… ○議長梶本克一君) 提案理由説明を求めます。  市長正司泰一郎君。 ◎市長正司泰一郎君) (登壇)  議案第155号宝塚ロジュマン解体工事請負契約締結について、提案理由の御説明を申し上げます。  本件は、阪神・淡路大震災で被災した大型マンションについて、区分所有者建物解体の同意が整ったことにより、災害廃棄物処理事業として、国の補助を受けて当該マンションを解体除去するため、工事請負契約締結しようとするものであります。  工事の概要は、鉄筋コンクリート造り6階建て3棟、延べ床面積1万699平方メートルを解体除去するものであり、請負金額は1億9,570万円で、宝塚市美座2丁目22番16号、丸富建設株式会社請負業者として契約しようとするものであります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長梶本克一君) 提案理由説明は終わりました。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第155号につきましては、質疑を省略し、直ちに建設水道常任委員会に付託いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長梶本克一君) 御異議なしと認めます。
     よって、議案第155号は建設水道常任委員会に付託することに決しました。  暫時休憩いたします。 ──休 憩 午前10時29分── ──再 開 午後 4時47分── ○議長梶本克一君) 休憩を解き会議を再開いたします。  お諮りいたします。  本日の会議時間は、議事の都合により、あらかじめこれを延長いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長梶本克一君) 御異議なしと認めます。  よって、本日の会議時間は延長することに決しました。  暫時休憩いたします。 ──休 憩 午後 4時48分── ──再 開 午後 5時43分── ○議長梶本克一君) 休憩を解き会議を再開いたします。  お諮りいたします。  ただいま文教厚生常任委員会委員長から、さきに付託となりました議案第143号から議案第145号までの以上3件につき委員長報告をしたい旨の申し出がありました。この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長梶本克一君) 御異議なしと認めます。  よって、さよう決しました。  議案第143号から議案第145号までの以上3件を日程に追加し、議題といたします。 △─────日程追加分─────  ………………………………………… 議案第143号 工事請負契約市立宝塚小学校校舎新築復旧工事)の締結について 議案第144号 工事請負契約市立宝塚第一中学校校舎新築復旧工事)の締結について 議案第145号 工事請負契約市立長尾中学校校舎新築復旧工事)の締結について       (文教厚生常任委員会付託分)     ………………………………………… ○議長梶本克一君) 委員長の報告を求めます。  15番野尻俊明君。 ◎15番(野尻俊明君) (登壇)  文教厚生常任委員会委員長報告を申し上げます。  本会議において当委員会に付託となりました議案第143号から145号までの3件につきまして、休憩中に委員会で慎重審査いたしましたので、審査の概要並びに結果について、以下御報告を申し上げます。  3件の議案は、さきの大震災により、いずれも校舎等の一部に被害が生じたことから、新築復旧するものであります。  まず、議案第143号工事請負契約市立宝塚小学校校舎新築復旧工事)の締結についてでありますが、本件は、阪神・淡路大震災により被害を受けた市立宝塚小学校の中校舎棟南校舎棟及び渡り廊下を一体的に新築復旧するため、工事請負契約締結するものであります。  工事概要は、校舎棟については鉄筋コンクリート造り4階建て各種特別教室多目的スペース、職員室などで、床面積合計渡り廊下を含め2,886.33平方メートルであります。  請負金額は7億8,280万円で、神戸市中央区東町116番地、東洋建設株式会社神戸営業所請負業者として契約するものであります。  次に、議案第144号工事請負契約市立宝塚第一中学校校舎新築復旧工事)の締結についてでありますが、本件も震災により被害を受けた市立宝塚第一中学校南校舎棟東校舎棟及び技術棟を一体的に新築するため、工事請負契約締結するものであります。  工事概要は、校舎棟については鉄筋コンクリート造り5階建てで、音楽室などの各種特別教室多目的ホール、職員室、エレベーター機械室など、渡り廊下を含め、床面積合計は4,669.29平方メートルであります。  請負金額は12億1,025万円で、西宮市池田町12番20号、株式会社新井組請負業者として契約しようとするものであります。  次に、議案第145号工事請負契約市立長尾中学校校舎新築復旧工事)の締結についてであります。  本件も、さきの2校と同じく、震災により被害を受けた市立長尾中学校北校舎棟を新築復旧するとともに、クラブ部室運動場西端へ移転新築するため、工事請負契約締結しようとするものであります。  工事の概要は、校舎棟については鉄筋コンクリート造り3階建てで、美術室を初めとした各種特別教室多目的ホール、職員室、エレベーター機械室等で、渡り廊下クラブ部室を含めた床面積合計は4,229.58平方メートルであり、請負金額9億9,910万円で、神戸市中央区磯辺通2丁目2番3号、不動建設株式会社神戸支店請負業者として契約しようとするものであります。  まず、震災支援ボランティア企業38社についてでありますが、協力企業38社のうち2社は対象から除き、指名競争入札を実施した。今回のように、3件一緒の工事発注はまれなケースであり、今後はこういう指名は考えていないとのことであります。  なお、市内企業育成の立場で十分配慮を願いたいとの要望がありましたことを付言いたします。  次に、3校の工事設計に係る業者選定と工期について質疑がなされたのでありますが、なぜ特名随契により設計業者が決定したのかについては、それぞれ従前から大規模改造工事や改築計画の設計に携わり、校内設備に熟知している点や、担当部局の要請もあり、基本的に設計期間等の短縮が図れることから決定したとのことであり、いずれも震災前工事における市の指名業者とのことであります。  次に、工期について、長尾中学校が文部省と運輸省の補助対象事業上の方針から、一方は来年3月末、もう一方は来年12月13日と違っている点、質疑がありましたが、業者への工事発注仕様では、あくまで工期は来年12月13日であり、文部省の震災補助は単年度という考えから、来年3月末となっているものの、この点工期的な無理は理解いただいており、後日変更を認めていただけるとの認識に立っているとのことであります。  委員から、今後の業者指名に当たっては、より透明性、より公平性を忘れず、入札制度の持つ競争原理を生かすよう配慮されたいとの要望がなされたのであります。  今回の設計に、学校現場教職員の意見は採用されているかについて、設計段階で実務的に制約のあるものを除き、反映できるものはする中で、現場の理解をいただいているとのことであります。  次に、宝塚小学校に見られる地域開放型スペースについては、これまでの施設の利用が低いものも見受けられるが、その対策と、今後とも改築時に設置するのか質疑がなされたのでありますが、小学校区単位でまちづくり協議会が組織されているが、活動の場所の確保が難しいのが現状であり、いろいろな機会をとらえ、開放型施設をつくっていきたい。利用度の低い施設も、まちづくり協議会と利用促進の話し合いも今後考えていきたいとのことであります。  次に、委員から、震災対策について、長尾中学校にだけ屋外階段がないが大丈夫か、また備蓄用の倉庫は設けられていないのかとの質問があり、当局から、長尾中学校には2カ所の階段があり、他の2校と同じく、2方向への避難経路が確保されている。また、備蓄用の倉庫については、必要性は考えられるが、今回の設計段階では考えていないとの答弁がありました。  さらに、震災時に学校が避難場所となったときに、保健室が緊急の医療センターになることが考えられるので、1階など低層階に保健室を設置することを考慮されたい。そして、今回は工期を急がなければならない事情は十分理解できるが、基本的に安全な建物をつくることをまず第一に配慮され、今後も臨まれたいとの要望がありました。  次に、渡り廊下は耐震上、十分備えがあるのかについては、昭和56年の新耐震設計基準を20%上回る耐力を求め設計しており、応力にも備えているとのことであります。  次に、宝塚小、長尾中では仮設校舎建設のため、極めて狭隘化した上に、さらに長期にわたる工事によって生徒の十分な活動に支障を来しているとの苦情も出ており、生徒の学校生活の不満による非行など、生徒指導上の問題はないかただしたところ、教育委員会としてもこの点を極めて懸念しているところであり、運動会などの特定の行事については、近隣の小学校の運動場を借りたり、スポーツセンターを利用するなどして対応している。また、生徒が非行に走るといったような問題については、被災した学校が市のスポーツ大会で上位に入賞したりしているほか、教育委員会として、今回の3校を中心に被災を受けた9校の教職員などに対し、震災時の対応についてお礼を述べ、今後の協力を求めていく中で、むしろ教師と生徒が一丸となって困難を乗り切ろうとの姿勢が見られ、非行といったような問題は上がってきていないとのことであります。今後も、教職員を中心に父母の理解を求めていくとともに、子供たちに待ったかいがあったと思ってもられるような、夢のある学校をつくり上げたいとの答弁がなされたのであります。  また、教育の本質について質疑が交わされ、新しい教育の創造といった観点から、チームティーチィングによる、「教えられるから自分たちが学ぶ」すなわち「自己教育力」を高めるといったような、教育の個性化への種々の取り組みが示されたのであります。  次に、採決の結果を申し上げます。  議案第143号から145号までの3件につきましては、いずれも全員一致をもって原案どおり可決すべきが適当との結論を得たのであります。  以上、委員会における審査の概要並びに結果について申し上げましたが、議員各位におかれましては当委員会の決定どおり御賛同賜りますようお願い申し上げまして、文教厚生常任委員会委員長報告を終わります。 ○議長梶本克一君) 委員長の報告は終わりました。  質疑を省略し、直ちに討論に入ります。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長梶本克一君) これをもって討論を終結いたします。  これより議案第143号から議案第145号までの以上3件を一括して採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案のとおり可決すべきが適当とするものであります。  本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長梶本克一君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。  お諮りいたします。  ただいま建設水道常任委員会委員長から、さきに付託となりました議案第155号工事請負契約宝塚ロジュマン解体工事)の締結についてにつき委員長報告をしたい旨の申し出がありました。この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長梶本克一君) 御異議なしと認めます。  よって、さよう決しました。  議案第155号を日程に追加し、議題といたします。 △─────日程追加分─────  ………………………………………… 議案第155号 工事請負契約宝塚ロジュマン解体工事)の締結について       (建設水道常任委員会付託分)     ………………………………………… ○議長梶本克一君) 委員長の報告を求めます。  14番馬殿敏男君。 ◎14番(馬殿敏男君) (登壇)  建設水道常任委員会委員長報告を申し上げます。  午前中の本会議にて当委員会に付託となりました議案第155号工事請負契約宝塚ロジュマン解体工事)の締結について、本会議休憩中に委員会を開催し、慎重審査いたしましたので、以下、審査の概要並びに結果について御報告申し上げます。  本件は、さきの震災で被災した鉄筋コンクリート造り6階建て3棟、延べ床面積1万699平方メートルの宝塚ロジュマンマンションを解体除去しようとするもので、請負金額1億9,570万円、丸富建設株式会社請負業者として契約しようとするものであります。  本件について、まずこのマンションはアスベストを使用していたのかどうか、また工事費に対する国庫補助についてただしたところ、このマンションは調査したが、アスベストは使用していない。国庫補助は2分の1とのことであります。  また、基礎部分の除却は、一般の場合、別料金であったと思うが、本件は基礎の除却費まで入っているのか、もし入っているならば、一般解体と整合性が図れないのではとただしたところ、公費解体には含まれない旨説明している。基礎の除却は、本件の場合、優良建築物等整備事業にて再建すべく準備中であり、再建時の本体工事の中で基礎の除却を行うとのことであります。  また、請負業者について、解体経験の有無、また解体専門業者がおらず、元請はいわゆる丸投げするだけで、結果、下請等が規定の料金をもらえないとの苦情があるやに仄聞するが、本件ではこのようなことがないようにしてもらいたいが、市はこのようなことを聞いたことがあるのかただしたところ、本件請負業者は建設業者であるが、解体も可能との申し出で業者選定した。指摘の下請等からの苦情は聞いていないとのことであります。  また、今回の入札が2度の入札でも落札せず、3回の見積もり合わせとなった理由をただしたのでありますが、解体工事は例が少なかったが、工事内容等を勘案し、一定の基準に基づき設計価格と予定価格をはじいたが、このような結果となった。なお、今回は解体工事なので、最低制限価格は設けていないとのことであります。この最低制限価格を設けていないことについて、他のマンションの解体工事で、もし最低制限価格を設けていたとすれば、最低制限価格を下回るケースはあったのかについては、あったとのことであります。  また、今回の入札日に総務部長が不在であったことについて、調整がつかなかったのかただしたところ、今回はどうしても調整がつかず、次長が代理出席したが、基本的には部長出席で行うとのことであります。  また、今回の工事費を単純に平米割りすると、以前の公費解体基準を上回っているが、残土処理費用等が含まれているのかただしたところ、指摘のとおりであり、仮囲い等も含めたものとのことであります。  また、このマンション以外の解体、建てかえ状況についてただしたところ、9カ所が解体予定だったが、1カ所は取り下げ、2カ所完了、5カ所が協議が調い準備中、あと一カ所はもう少しで協議が調うと聞いている。優良建築物特定整備事業の適用を受ける再建は、ロジュマンを含め6件が予定とのことであります。  また、マンション解体に絡み、解体は区分所有者の合意形成に大変な努力を要する。国との絡みもあり、公費解体は本年度末期限と思うが、十分配慮することを望んだのであります。  このほか、震災復興の絡みで開発指導要綱が緩和されているが、あるマンションの再建で、駐車場棟設置に伴い、隣接文化住宅をふさいでしまう計画があると仄聞するが、これは緩和措置に便乗するものではないか、こういう計画に対する指導についてただしたところ、附置条例は附置条例として、近隣環境を壊すのは好ましくない、なるべく早い時期に調整を図りたいとの答弁を得たことも付言いたしておきます。  本件は、採決の結果、全員一致にて可決すべきが適当との結論に達したのであります。議員各位におかれましては、当委員会の決定どおり御賛同賜りますようお願い申し上げまして、建設水道常任委員会委員長報告を終わります。 ○議長梶本克一君) 委員長の報告は終わりました。  質疑を省略し、直ちに討論に入ります。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長梶本克一君) これをもって討論を終結いたします。
     これより議案第155号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案のとおり可決すべきが適当とするものであります。  本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長梶本克一君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。  お諮りいたします。  ただいま決算特別委員会委員長から、さきに同委員会に付託となりました議案第146号から議案第154号までの以上9件について、継続審査の申し出がありました。この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長梶本克一君) 御異議なしと認めます。  よって、これを日程に追加し、議題とすることに決しました。  これより議案第146号から議案第154号までの平成6年度宝塚一般会計歳入歳出決算認定について並びに平成6年度宝塚市各特別会計歳入歳出決算認定についての以上9件を一括議題といたします。 △─────日程追加分─────  ………………………………………… 議案第146号 平成6年度宝塚一般会計歳入歳出決算認定について 議案第147号 平成6年度宝塚特別会計国民健康保険事業費歳入歳出決算認定について 議案第148号 平成6年度宝塚特別会計国民健康保険診療施設費歳入歳出決算認定について 議案第149号 平成6年度宝塚特別会計農業共済事業費歳入歳出決算認定について 議案第150号 平成6年度宝塚特別会計用品調達費歳入歳出決算認定について 議案第151号 平成6年度宝塚特別会計交通災害共済事業費歳入歳出決算認定について 議案第152号 平成6年度宝塚特別会計公共下水道事業費歳入歳出決算認定について 議案第153号 平成6年度宝塚特別会計老人保健医療事業費歳入歳出決算認定について 議案第154号 平成6年度宝塚特別会計宝塚駅前地区市街地開発事業費歳入歳出決算認定について         (決算特別委員会付託分)     ………………………………………… ○議長梶本克一君) お諮りいたします。  ただいま議題となりました各議案につきましては、決算特別委員会委員長から、目下委員会において審査中の事件につき、会議規則第76条の規定により、閉会中の継続審査の申し出がありましたので、委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長梶本克一君) 御異議なしと認めます。  よって、委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。   ─────閉    会───── ○議長梶本克一君) お諮りいたします。  今期臨時会会議に付議された案件の審議はすべて終了いたしました。よって、会議規則第7条の規定により、本日をもって閉会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長梶本克一君) 御異議なしと認めます。  よって、今期臨時会は本日をもって閉会することに決しました。  これにて平成7年第5回宝塚市議会臨時会を閉会いたします。  なお、この際、市長正司泰一郎君からあいさつしたい旨の申し出がありますので、お聞き取りを願います。  市長正司泰一郎君。 ◎市長正司泰一郎君) (登壇)  第5回市議会臨時会の閉会に当たりまして、ごあいさつを申し上げます。  今回の臨時会に御提案申し上げました平成6年度一般会計及び各特別会計歳入歳出決算認定につきましては、決算特別委員会を設置いただき、閉会中の継続審査との御決定を賜りましてありがとうございました。  議員各位には、12月定例市議会におきましてよろしく御審議いただきまして、御認定賜りますようお願い申し上げます。  また、工事請負契約議案につきましては、慎重な御審議をいただきまして、御決定を賜り、厚く御礼を申し上げます。  議員各位には何かと御多忙のことと存じますが、御健康に御留意をいただきまして、市政進展のため御活躍賜りますようお願い申し上げまして、閉会のごあいさつといたします。  ありがとうございました。  ──閉 会 午後 6時07分──         地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する             宝塚市議会議長      梶 本 克 一             宝塚市議会議長     小 山 哲 史             宝塚市議会議員      杉 本 和 子             宝塚市議会議員      井ノ上   均...